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高砂館 今までおつかれさまでした! [【温泉】関東・北関東]

草津温泉の宿、高砂館が2ヶ月程前に廃業してしまったという話を耳にした。
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【高砂館・外観】

地蔵の湯をそのまま浴室へ引湯しているので、
フレッシュなお湯を堪能出来る宿として温泉好きには有名な宿でした。
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ピリリとしたお湯なのですが、入っていると体がお湯に溶け込んでしまうような気分になって
出るに出られない~、なんて不思議な現象にとらわれたり。

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ご主人が亡くなられた後も、ファンの方々の意向で女将さん1人で頑張ってらしたととのことですが
昨シーズンの大雪で設備に損害が出てしまったのと、
女将さんの体調不良によりやむなく廃業することにしたそうです。

高砂館 (4).jpg
【お部屋も広々2間を使わせていただきました】


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大正時代から変わらぬ佇まいの風情ある宿の雰囲気と
地蔵の湯をそのまま引いた温泉もとても魅力がありますが、
それ以上に女将さんの人柄がこの宿の人気の要だったのではないかな、と思います。


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      【ピカピカに磨きこまれた床】










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【古い卓球台も。もちろん使いました!】









マニュアル的な接客ではなく、心から宿泊客をもてなそうという心意気が感じられ、
まるで実家に里帰りした気分になるような雰囲気でした。



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【夕食・いろんなおかずがいっぱい!!!】




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【牛肉の陶板焼きまで!】




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【朝食もいっぱい!7000円では申し訳ないくらいのボリュームでした】


この女将さんの人柄に惹かれて通うリピーターも多かったと思います。
今まで本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。

今まで頑張った分、ゆっくり休んで頂けるといいな。

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手白澤温泉(朝食) [【温泉】関東・北関東]

朝食も夕食と同じ食事処で頂きます。
時間は7:30から。夕食時と同じように、準備が出来ると宿の方が呼びに来てくださいます。

いっぱい運動をして、いっぱい食べて、いっぱいお風呂に入った次の日って、とても爽やかに目覚められるんですね♪
前夜にシッカリ食べたのにもかかわらず、次の日に残ってないのが不思議。
朝からお腹がグーグーで会場に向かいます(^艸^)



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ご飯とお味噌汁は席に着くと持ってきて下さいます。
それ以外は最初からセッティング。

シンプルな山の朝食なのですが、一品一品が身体に染みわたります。


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温泉卵、キノコのお浸し、お新香はひとつも前夜とかぶってないの!!


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シャキシャキの水菜のサラダは和風ドレッシングで。
お味噌汁は具がたっぷり♪ご飯は白飯、おひつで頂けるので心置きなくおかわり出来るのが嬉しいですね。


そして朝食のメインはコチラ。

手白澤朝食7.jpg
岩魚の甘露煮でーす
うーん、どうしてこうもご飯に合うのだろう。。。ご飯が進み過ぎて困ってしまいます(^艸^)
柔らかくて頭から尻尾までぜーんぶ食べれちゃう♪


それで、朝食でずっとやってみたいコトがあって。。。

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温泉卵をごはんにかけて、温泉卵ごはんに♪♪
ネットで仲良くさせて頂いている遠霞さんの記事を拝見してマネっこしたいとずっと思ってたんです。そのお味は、もちろんおいしーーー☆彡


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デザートは甘夏とウェハースにクリームデコしたもの。
クリーム乗せるだけかも知れないけど、こうやって手をかけてくれるのは嬉しいですね。

シンプルな朝食でしたが満足満足♪


食後には前夜と同様フリードリンクコーナーでコーヒーを頂きました。


名残惜しいですが、帰る準備をしましょうか。。。


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あっという間の一日でしたが、とてもとても心地良い一時でした。
まだ帰りたくなーい、ここにずっと滞在したい・・なーんて気持ちをグっと押さえつつ、黙々と帰り支度を。。

最後に、クロのお見送り・・・????

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と、思いきや、今日は気が向かないみたい(^艸^)





手白澤温泉、宿泊したほとんどの方が大満足されて、しかもリピートしている宿。
往復何時間も歩かないと行けないという難関があるのにもかかわらず、
誰しもが絶賛されるんだから、とても魅力のある宿なのだろうとずっと憧れていました。

日頃運動不足な私の脚力で大丈夫か・・・という不安があったのですが、
念願叶ってチャレンジすることが出来て本当に良かった(でも、まさか冬に行くとは思いませんでしたが^^)
実際自分の足で行ってみて、想像以上の素晴らしさを実感!!
おそらく、これからも体力が続く限りは通い続ける宿の一つとなることでしょう。

宿そのものでノンビリしたい、という方にとっては正直向いていないだろうし
旅館で洗練されたお料理を頂きたいとか、スタイリッシュなお部屋でお篭りしたい☆
そういう目的で行くのにはオススメしません。
テレビもないし、かゆい所に手が届くような接客もありません。

ただ、日頃の喧騒から逃れ、大自然の中で命の洗濯をするにはこれ以上の宿はないと思います。自然に囲まれた素敵な宿もいっぱいあるけど、究極の大自然を肌で感じるのなら
やはり手白澤温泉しかないな~って^^ちょっと大げさかも知れませんが。。

行きたいけど、自分には大丈夫かなぁ~、運動とか全然してないし、、
なーんて思ってらっしゃるそこのアナタ!!是非とも行ってみてください!!
行きたいって気持ちがあれば、宿までの道のりも意外とイケちゃうものです。
大自然の中を歩くのって思いのほか気持ちいいですよ~

もし、ご検討されて気になる部分がある方がいらっしゃいましたら、
何なりとご質問ください!答えられる範囲であればお答えしますので^^

と、手白澤温泉の回し者のような勢いになってしまいましたが、
ホント素敵な宿なので、手白澤って行きたいけどな、、、でもどうしよう。。。
なーんて迷っている方の背中をこの記事でポンっと押すことが出来たらなぁ、と思い、ついつい熱く語ってしまいました。

長きにわたって続いた、、というかアップが遅かっただけですが(^^ゞ
手白澤レポ、最後まで見て下さった皆様、ありがとうございました♪

タグ:手白澤温泉
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手白澤温泉(夕食) [【温泉】関東・北関東]

お楽しみの手白澤温泉の夕食。
山の中にあるお宿にもかかわらず、料理の評判がすこぶる良いので、とっても楽しみにしていました。その期待は裏切られることなく、こんな山の中なのにどうして?というような美味しく楽しいお料理で大満足の夕餉となりました。

夕食は18:00~、一斉に食事処で頂きます。
準備が出来ると(大体5分前くらい)宿の方がお部屋に呼びに来てくれます。


食事処は広々としています。天井も高く開放感がありました。
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ちなみにこれは翌朝に撮ったものです。
隣客とに仕切りはありませんが、スペースに余裕があるせいか、あまり気になりません。


また、食事処横には暖炉が置かれたくつろぎスペースも。
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食後はこの暖炉を囲んでのんびり寛ぐことができます。


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テーブルにはそれぞれの部屋番号のプレートが
このプレートも凝ってますよね。









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簡単なお品書きもありました。
が、今年の再訪時はなかった・・・(^^ゞ


それでは、期待の夕食のはじまりはじまり~♪



まずは食前酒のワインで乾杯~♪

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そうそう、こちらはワインの品揃えも充実。特にオーガニックワインに力を入れているようで、色々な種類のワインがありました。ワイン好きには嬉しいサービスですね~


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まずは前菜です。初っ端から大好物の山菜が!!テンションが上がります
上から時計周りに、自家製の岩魚の燻製、蕨のお浸し、独活の酢漬け、独活のお浸し、蕗の煮付け、軽くスモークした八潮マス。

私は燻製モノが大好きなので、特にこの岩魚の燻製と八潮マスが大ヒット♪
同行者の岩魚の燻製を奪い取り(マス強奪は失敗に終わったのですが 笑)存分に堪能しました^^お酒のアテにもピッタリ☆


自家製のお漬物
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このきゃらぶきがね、ワインと合うんですよ~♪
お漬物って大体最後のご飯と一緒に出てくるじゃないですか、
最初から頂けるのって珍しいですよね、
でもお酒のお供になるから嬉しい♪









          そしてこちらは何の変哲もないサラダ、、と思いきや
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たまねぎの辛みが全くなくってシャキシャキ!シーザーサラダ風?ドレッシングもとっても美味しくて、おかわりした~い♪と心の中で思いましたが、ガマンガマン


そしてコチラは岩魚の塩焼きでございます。
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とにかく、手白澤の岩魚はビックサイズ!!食べ応えも十分あります。
レモンを絞ってそのまま頂くのも良し、飽きてきたら添えられているポン酢で頂くとまた違う味わいを楽しめます。付け合せの野菜も野菜本来の味がして美味しかったですよ~


そして、本日のメインディーッシュ!!!パンパカパーン♪

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「森の恵みの一皿」ということで運ばれてきたコチラのメニュー
はて、何のお肉かなぁと思い配膳してくれた女性に聞いたところ、

「ふふふ、さて、何のお肉でしょう??当ててみてくださーい^^」って。
こういう返し、とっても楽しくって好き♪

で、早速食べてみたところ、うーん、定番の牛豚鶏ではないなぁってカンジ。
食べると口の中でほろりとほどけるような、でも噛みごたえもある不思議な食感、
すこ~し独特のお肉の香りもするなぁ。。。

馬でもないし、鹿ともちょっと違う、、、猪でもないしなぁ~、、、

ってことで残るは・・・まさかっっ!!! そう、熊肉なのでした~

熊肉って一度も食べたことがなかったので、以前からどんなお味なのかしらって興味深々だったのですが、まさか手白澤で頂けるとは思いもよらず、嬉しいサプライズでした。

ソースはマスタードが利いたコクのあるブラウンソースで、おそらくお肉の臭みを和らげる効果があるのかなぁと思いました。よく、臭みが、、という話を耳にしますが、ほとんどそれを感じることなく頂くことが出来ました。


さてさて、熊チャンを堪能した後は一口蕎麦です。

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とろろ昆布がアクセントになっていて、濃厚なメインの後にピッタリ。するするっと頂きました


食事の〆はおにぎりで。

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鰹節とふきのとうのおにぎり。蕗のとうの香りがタマランタマラン



そしてデザートはりんごのアイス。

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こちらもサッパリしていて後味スッキリ爽やかになりました。


そうそう、食事中の飲み物はセルフサービスとなっています。

手白澤夕食15.jpg



手白澤夕食14.jpg


食事処の入り口がドリンクスペースとなっていて、
美味しい山のお水、お茶、そしてコーヒーと紅茶を頂くことが出来ます。
私も食後にはコーヒーを頂きました。







いやはや、噂は耳にしていましたが、本当に山の中のお宿とは思えないレベルの高さ。
メインとして供されるお料理もモチロンですが、岩魚の付け合せの野菜や、前菜など脇を固めるお料理もとっても美味しかったです。
そりゃ~、いわゆる美食宿とはまた別次元ではありますが、この条件でのお料理としてはピカイチだと思います。

ただ、唯一心残りが、、、噂に聞いていて食べたいと思っていたガーリックトースト、岩魚のムニエル、そしてサンショウウオに巡り合うことが出来ず非常に残念で・・・(^^ということで、手白澤温泉へ足を運ぶ口実wとして、この3品に出会うことを目標として掲げていくことを心に決めたのでした。

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手白澤温泉(おふろ) [【温泉】関東・北関東]

今回は手白澤温泉の大きな魅力の一つでもあるおふろ編です。

ブログを書こうとお風呂の画像を探したのですが、意外と撮ってないことに気づく。。。

というのも、あまりにもお風呂が心地良くて寛いでしまい、写真を撮るのが後回しになってしまったというのが大きな原因。まぁ、写真は後ででいっか~、というようなノリで。。
ブロガーとは思えないこの怠けっぷり。。

でもでも、お風呂の詳細な写真や情報は他の方々の素敵なブログで紹介されていますしねっ♪

手白澤の源泉は「兵次郎の湯」というそうで、その名の通り兵次郎さんという方が見つけた温泉なんですって。何でもこの兵次郎さん、元々は渋谷で商売をしていたらしいのですが、無類の狩り好きで、この辺りによく狩りをしに来ていて、偶然ココのお湯を見つけたそう。更に、見つけただけで終わらず、私財を投げ打って温泉宿を作られたということだから素晴らしい。
兵次郎サン、グッジョブです[手(チョキ)]

泉質は単純硫黄泉。温度は52.2度、ph6.9
お湯は透明でとても柔らかく湯の花がたっぷり舞っていました。
入っていてツルツルとかヌルヌルという浴感は感じられませんでしたが、入れば入る程肌自体が柔らかくなる不思議な温泉で、もうヤミツキ!とにかく暇さえあれば浴場にいました。

毎分300リットル自噴しているそうです。
その豊富な湯量のおかげで、残り湯を館内の床暖房に利用しているんです。
なので館内はいつもポカポカ♪素晴らしい自然の恵みに感謝です。

浴場は前回記事で紹介した長い廊下の突き当たりにあります。
                             浴場入り口手前の窓から外を見ると・・・

手白澤お風呂 (8).jpg
んんん?これは露天風呂?なーんて思ったら、岩魚の水槽だそうです。
よーく見ると大きな岩魚がいっぱいいました。
宿の方曰く、不思議とビックサイズになっちゃうようで(^^ゞ
綺麗なお水の中でストレスフリーに育つのでしょうか。

後ほど食事編でご紹介しますが、こちらの岩魚はホント大きいのです♪


話が逸れてしまいましたが、男女別に内湯と露天風呂が1箇所ずつあります。
脱衣所の写真を撮り忘れてしまいましたが、スペースがとても広く取られているので、のびのびと出来ます。脱衣所が広いのっていいですよね~

手白澤お風呂 (4).jpg

               ちなみにコレは脱衣籠です、オサレでしょ~


→→そしてお風呂へ←←


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手白澤温泉(館内・部屋) [【温泉】関東・北関東]

長い道のりを経てたどりついた手白澤温泉、到着した時の感動もひとしお。。。
あまりの嬉しさのせいか?宿が光輝いて見えるーーー♪
と思ったら、ホントに輝いてたんです!!
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宿の後方から日が射していて、キラキラと輝くダイヤモンドダストが!!
写真だとちょっとわからないかも知れないけど、ホント感動的なGOALでした。

早速中に入ります。
玄関は広々としてて、アイゼンやら登山靴を脱ぎ着するには有難かったです。
下駄箱もこの通り、トレッキング用品置くために広くスペースが取られています。
手白澤館内 (9).jpg

そして!!手白澤温泉へ行くの楽しみの一つだった看板犬のクロとの対面♪♪
感動の出会いを期待していたのにもかかわらず。。。

・・・・(;´∀`)

手白澤館内 (6).jpg
クロ、、お昼寝中でございました。。。

このパイプに温泉が通っているようで、暖かいんですって!
クロの格好の寝床となっているようで(^^ゞ

残念ながらクロは昨年お星さまになってしまいました。手白澤には欠かせない存在だっただけに残念ですが、最後に一度会うことが出来て良かった♪


クロのほかにもこんな方々のお出迎えがwww
手白澤館内 (8).jpg



こんにちは~、お世話になりますw






(; ̄ー ̄)...


→→つづきはこちら←←


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