『湯ノ倉温泉 湯栄館』 --宮城県・栗原市-- [【温泉】東北]
今回は地震の被害の為、休業してしまっている私の大好きな温泉、
『湯ノ倉温泉 湯栄館』のについて、復興の願いを込めて書かせて頂きました。
実は現在、湯栄館は土砂ダムの影響で水没してしまっています。
現時点では残念なことに営業再開はほぼ絶望的・・・とのことですが、
時間がかかってもいいから、いつか復活してくれることを望んでいるのは私だけじゃないはず。
さて、この湯栄館ですが、知る人ぞ知る秘湯中の秘湯。
ランプの宿としても有名ですね。
湯栄館に行くには、国道から脇道に入り、舗装されていない道を車で約20分走らせます。
その後、宿の駐車場に車を停めて、ハイ到着!
・・・と、言いたいところですが、そう簡単にはいきません(笑)
駐車場を降りてから山道を約20分程歩いて行きます。
とはいえ、そこまでの険しい山道という訳でもないので、ゆっくり行けば体力に自信のない方でも大丈夫ですよ。
山道を歩くこと20分、やっと宿が見えてきました。
周りには何もない一軒宿です。
宿で入浴料金500円を払っていざお風呂へ。
これは内湯。浴槽のみのシンプルな造り。
お湯が静かにかけ流されています。う~ん何度見直してもシブいですね♪
個人的には乳頭温泉郷の孫六温泉「唐子の湯」に似てる気がするのですが・・・
内湯もさることながら、何と言ってもここの名物は川沿いにある露天風呂。
普段は内湯派の私ですが、ここの露天風呂にはコロっと落とされてしまいました
この自然と一体化した雰囲気がたまらないのです。
ただ、ココのお風呂、実は混浴で、しかも脱衣所から湯船までの距離が長く、
女性にとってはかなり難易度の高い温泉です。
でもご安心を。水着の着用は禁止ですが、タオル巻きはOKとのこと。
泉質はナトリウム塩化物泉。無色透明の温泉です。
有出量は毎分600ℓとのこと。ph7.8。
お湯はどうやらこの画像左手の岩の中から湧き出しているようです。
それがまたワイルドな雰囲気ですよね。
大自然にに囲まれたこの露天風呂に身を沈めると、
自分もその自然の一部になったような不思議な感覚に陥ってしまいます。
ずーっとこのままでいたい・・・そんな気持ちになるとても魅力的な露天風呂でした。
◇湯ノ倉温泉 湯栄館
宮城県栗原市花山字本沢岳山1-8
電話:0228-56-2878
日帰り入浴10:00~16:00 500円
『おとぎの宿 米屋』~須賀川温泉・福島~ [【温泉】東北]
久々に本拠地の温泉レポをUPした。
前回アップしたのっていつだっけ??
・・・と調べたらなんと1年以上も前!!
ブログを初めてから余計にアップが滞りがちになっていて、良くない傾向。
元々、HPには温泉情報とグルメレポを載せて、ブログには日々の出来事や、ここの宿に行きましたとか、もうすぐコレアップします!とかそいういった情報的なものを載せる予定だった。
なのに気付くとブログメインになっているような・・・
まぁ、深く考えるのはよそう!!
物事深く気にしないのが私の長所でもあり、逆に短所でもある。
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余談が長くなってしまいましたが、今回その本拠地にアップした宿は過去レポではありますが
福島県、須賀川温泉にある「おとぎの宿 米屋」
温泉、お部屋、お料理、どれをとっても満足度の高い宿でした
今回は詳細についてはHPの方にアップしましたので、詳しいレポについてはHPを見てくださいね。
詳細は本拠地レポで!ココをクリックしてね♪
びゅうのポイントを利用して行ったので、普段よりもワンランク上の宿。
曜日やお部屋のタイプによりますが、大体2万後半くらいかな。
私の記念すべき露天風呂付き客室デビューの宿となりました。
このお宿、家具や小物にとてもこだわっていて、且つセンス良くまとめられてます。
今流行の取ってつけた感のある和モダン宿とはちょっと違います。
お部屋毎にテーマが決められていて、それぞれにインテリアも違うんですよ。
私が宿泊したのは「ちいさなしずく」というお部屋。
お部屋にはしずくにちなんだ小物が飾られていました。
これがお部屋。北欧のデザイナーさんの手がけた椅子が素敵!
そうそう、部屋ごとに違うデザイナーさんの作品の椅子が使われているんですよ。
そして外には露天風呂が♪
これがその部屋付き露天風呂。源泉掛け流しなのです。
お部屋の露天風呂という点でも嬉しいのですが、それよりも嬉しかったのがお湯の質。
ヌルヌル、トロトロの化粧水のようなお湯なんですよ!!
お部屋の露天風呂以外にも大浴場と足湯があります。
どちらもお部屋と同じく掛け流しなのでフレッシュなお湯を心行くまで堪能できます。
【HPレポお風呂編へGO】
お風呂も大満足ですが、ここの一番の目玉は料理にあります。
お米や野菜にこだわった懐石料理なのですが、それだけじゃないんです。
ここのお料理、なんとおとぎ話のストーリーにちなんだお料理を頂くことが出来るんです。
私が行った時は「浦島太郎」前菜からデザートまでがストーリーになっています。
目でも舌でも楽しめる素敵なディナータイムでした☆
特にデザートの「玉手箱」は素敵なイベントでした!!
浦島太郎のクライマックスといえばこの玉手箱を開けるシーンですよね。
玉手箱に見立てたふた付きの陶器が運ばれてきます。
決して開けてはならない玉手箱・・・
でも、開けてみると!!
!!!
中から煙に見立てたドライアイスが。
そして、キウイフルーツの器に宝石のような果物が入っていました。
これには感動!!
この食事、季節によっておとぎ話が変わるんですよ!
何度行っても楽しむ事が出来そうです♪
食事の詳細レポは↓をご覧ください。
【HPレポ 食事編へGO】
どれを取っても大満足の宿でした。
料理が美味しいけど、他は・・・とか、お湯はいいけど料理が・・・とか、何か一つが良くても他が欠けている事が多いと思いますが、ここは全体的に満足出来るレベルの高い宿でした。
私のお財布事情からするとちょっとお高めの宿ではありますが、ここだったらまた再訪したいな、と思える素敵な宿でした。
南東北夏休み旅行記後編 [【温泉】東北]
さて、東北旅行記後編です!
前編はコチラをご覧下さい
2日目の腹ごしらえも終ったところで、次は蔵王へ!
蔵王エコーラインとお釜を見るのを楽しみにしていたのですが・・・
どうも雲行きがアヤシイ
そうです、エコーラインに入る頃には濃い霧が立ち込めていまして。
周囲の景色どころか、前の車も見えない程の始末。
お釜行きのロープウェイもどこが乗り場?見えないよ?って感じ。
泣く泣く断念して山を下ります。
下るうちに霧も晴れてきました。結局蔵王で唯一撮った写真がコレ。
・・・
さて、気を取り直して、今日の宿は遠刈田温泉にある「山風木」さん。
有名な「大忠」さんの別邸として去年オープンした和風オーベルジュ。
女の子なら誰もが喜びそうなお洒落な宿でした☆
温泉の造りも素敵なんですよ~
お湯は加温循環ですが、ちょっとヌルヌルな浴感も楽しめるので問題ナシ。
ただ・・・今回、虻の襲撃に会いまして。。。
よほどお腹が空いている虻だったのでしょうか、追い払ってもダメ、何箇所か刺されてあげたののにもかかわらず、ずーっと私の周りをつきまとうんですよ、私ってそんなに魅力的なのかしら(笑)
あまりにもうざったいので早々と退散、次に露天風呂に突入した女性も1分足らずで退散。
しょうがないので内湯のみの造りの貸切風呂に大変お世話になりました。
さて、お風呂の後は楽しみの食事の時間です。
ココ、和風オーベルジュを謳っているだけあって、料理は絶品。
素材もいいものを使っているし、その素材に負けない素敵な料理で楽しませて頂きました。
どれもこれも絶品♪
更に、大食いさんに朗報!
メインのお料理の他におばんざいのビュッフェがあるんです♪
このおばんざいもとてもお上品な味付けで、ついつい食べ過ぎてしまいました。
このおばんざいビュッフェ、朝食時にも楽しむ事が出来ます。
ゴハンは宮城県産ひとめぼれ、発芽玄米、十穀米から選べたり、和食ですが牛乳やヨーグルトなんかもありました。
宿のスタッフは若い方々がメイン、頑張ってる感がひしひし伝わってくる方もいれば、接客に慣れてないのか?それともかったるいのか?的な方もいたり、ある意味面白かったです。
こちらの宿もとても素敵な宿でした。
どちらかというと女性、カップル向けかもしれないですね~
さてさて、3日目はひたすら帰るのみ。
のつもりが・・・気付くと何故か那須にいました。
前回行き損ねてしまった「SYOZO CAFE」でティータイム。
初めて行ったのですが、スタイリッシュな空間を楽しむことが出来ました。
家具や調度品などの配置やデザイン、見ていると勉強になります。
メニュー表の横に「カフェとは自分の時間を楽しむ空間です」と書いてあった。
素敵な言葉。
そして、SYOZO CAFEを後にした直後、サプライズな出来事が!
何故か道路には警察官がいっぱいいて、何かものものしい雰囲気・・・
何かあったのかな?と思ったのですが、そのうち沿道に日の丸の国旗を持った人々が何かを待っている様子。
もしや!!
そうです、那須御用邸に静養に行かれる皇太子殿下ファミリーを迎える人たちでした。
私もその輪の中へ。
カメラを構えてベストショットを!と意気込んでいたものの、いざ車が近くに来たら
写真どころじゃありません!!大興奮してしまい、シャッターチャンスを逃してしまいマシタ。
そんなこんなで今回の旅も無事終了しました。
毎回ですが、とっても楽しかった♪そして今年は暑かった。。。。
来年はどこにしようかな
南東北夏休み旅行記前編 [【温泉】東北]
お盆休みを利用して南東北に行ってきました
ほぼ毎年、夏休みは東北と決めているのですが、
その理由の一つに関東に比べ涼しいから、というのがあったものの、今年は本当に暑かった
取り急ぎ、今回の東北旅行記のダイジェストを前編、後編にわけてアップしました!
詳細はなるべく早く?HPにアップする予定でおりますので(^-^;
そんな東北旅行、一日目は山形へGO
夜中に出発後、SAなどで仮眠を取りつつ、早朝に宮城県へ到着。
腹が減っては戦が出来ぬ、これからの長旅に備えてまずは腹ごしらえ♪
向ったのは??
「伊達の牛たん本舗」
オープンと同時に入り、数量限定の、極厚牛たん芯たん定食を頂きました。
お肉が柔らか~い
さて、腹ごしらえも済ませ、後は宿に向ってひたすら走ります。
それにしても本当に暑い!道路に表示されている温度計を見ると36度!
東北に来ているのに36度って・・・
こういう時にはやっぱり温泉
暑い時に熱~い温泉に入って汗を流すと気持ちいいんですよ♪
向ったのはココ、山形にある「湯舟沢温泉」
うだるような暑さではありますが、何故か温泉に入ると爽快な気分になります。
鄙びた一軒宿で浴室も内湯のみですが、ヌルヌルスベスベの美人の湯に感動!
掘り出し物の温泉を見つけました♪
さてさて、素敵なお湯にも巡り合いつつ、今宵の宿へ向います。
今回お世話になったのは銀山温泉「いとうや」さん。
ココ、以前に銀山温泉に行った時に一目惚れして、いつか絶対に泊まろうと思っていた宿なんです。
一日限定3組しかお客をとらない小さな宿。
古い造りではありますが、館内はどこも綺麗に掃除が行き届いていて快適です。
館内の至るところには生花が飾られていたり、可愛らしい小物があったりと
予想どおりの素敵な宿で大満足!
温泉は内湯のみのシンプルな造り、源泉掛け流しです。
足湯の源泉を引いているそう。ちょっと熱めのお湯ですがよく温まるお湯です。
湯上がりの柚子蜜水♪
私、湯上がりの甘い飲み物ってダメなのですが、これはさっぱりしていて美味!
何度も飲んでしまいました。
お風呂上りに温泉街をしばし散策。
銀山温泉の温泉街って本当に素敵ですよね。
けど・・・散策するにも非常に暑く。。。。
そんなこんなしているうちに夕食の時間です。
夕食はお部屋に準備してくれます。
ココ、クチコミを見るとお料理が美味しいということだったので、尾花沢牛コースにしてみました。
尾花沢牛は勿論ですが、どのお料理も絶品
地のものをふんだんに使いつつ、一品一品が工夫されていて、とにかく美味しいんですよ。
大満足の料理内容でした。
接客もつかず離れずちょうど良い距離感を保ちつつ、とても好感が持てました。
この内容でお盆に15000円というコストパフォーマンスの良さも魅力ですね。
1泊だけでなく、連泊してゆっくり過ごしたいような素敵な宿。
また好きな宿が一つ、増えてしまいました。
さて、銀山温泉を後にして、二日目は宮城へ向います。
蔵王のお釜を見に行く予定♪
・・・と、その前に、私の旅に忘れてはならない腹ごしらえをば。
本日は山形の名物「冷やしラーメン」をいただくことに。
行ったお店は何故か赤湯からみそラーメンで有名な「龍上海」
って、山形名物の冷やしラーメンを食べるんじゃないの??
大丈夫です、この龍上海でも冷やしラーメンが食べれるのです♪
冷やし味噌ラーメンです!
赤湯名物の味噌も入った冷やしラーメン、コクのあるスープに縮れ麺がからまって
たまらない!スープも全部平らげてしまいました♪
腹ごしらえも完了したところで、蔵王へ向います
後編へつづく
大沢温泉『大沢温泉』~岩手県・花巻~ [【温泉】東北]
最近行った宿ではないのですが・・・
今年の目標の一つ、HPとブログをうまくリンクさせるという目的に則りまして
今回HPの方に大沢温泉をUPしたので、コチラにも載せることにしました。
以前に立寄りをした際に、ここの自炊部の雰囲気がとても良かったんですよ。
なので今回大沢温泉に行くという話が出た時に、迷わず自炊部を予約しました。
一泊食事ナシ、暖房費、丹前やシーツ代含め3000円でお釣りが来ます。
但し、お部屋は8畳一間、鍵は付いていません。
お隣さんとも襖一枚でつながっているので、それなりの覚悟が必要です。
カップルやキレイ目好きな女の子には厳しいかもしれませんね。
けど、そんな難関も「別にいいかな」って思えるようなあったかい雰囲気があるんですよ、自炊部って。
宿の方々もとても感じがいいし、同じ宿泊客同士も館内で会うと挨拶しあったりして、なんだか田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たような感覚なんですよ。
日頃の慌しい生活を捨てて、ここに住みたい、そんな気分になってしまいました。
大沢温泉の魅力は、この自炊部もさることながら、やはり温泉が一番ではないかと思います。
ここのお湯、アルカリが強く、トロトロの浴感が味わえます。
更に、湯上がりもお肌がスベスベ♪まさに美人の湯なんですよ~
ただし、またしてもココに難関が・・・
↑の画像の露天風呂、大沢温泉の顔ともいえる露天風呂なのですが・・・混浴なのです。
脱衣所は男女兼用、しかも湯船の目の前にあります。更に、お湯が透明なので入りにくく、女性にとっては入るにはかなり難易度が高いお風呂です。
しかし、開放感はバッチリだし、目の前には川が流れているし、本当に気持ちのいい露天風呂なんですよ!
最悪、ココは諦めたとしても館内には色々なお風呂があるのでまぁガマンできるかな。
「大沢温泉」詳細は本家HPにUPしてあります♪
http://www.geocities.jp/shieim/report/tohoku/osawa.htm