東北旅行記其の二『山ふところの宿 みやま』～宮城～ [【温泉】東北]
お待たせいたしました！東北旅行記第二弾
湯田川温泉を後にし、２日目の宿がある鳴子温泉へＧＯ
鳴子温泉って１つの温泉地かと思っていたのですが、
実際行ってみると鳴子温泉、東鳴子温泉、中山平温泉、川渡温泉、鬼首温泉と、４つの温泉地からなる大きな温泉郷でした
なんとこの温泉郷には日本にある泉質１１種類のうちの８つの泉質があるということ。
どこも静かな雰囲気･･･しかし街中の至る所から温泉が湧き出ていて白い湯気が立っていて、静かな中にも力強さを秘めている温泉、そんな印象でした。
鳴子には以前からずっと行ってみたい立寄り湯があったのですが
念願かなってその立寄り湯にも入ることができました。
立寄り湯についてはは第三弾でご報告させて頂きます
さて、二日目に宿泊したお宿は
鳴子温泉郷の中の川渡温泉（かわたびおんせんと読みます）
｢山ふところの宿みやま｣さんです。
この宿、本当に気に入りました
前泊の湯どの庵さんもさることながら、
久々に心から満足できる宿に巡り会えたというのが実感です。
本館７室、新館５室という小さな宿。
私は新館に宿泊したのですが、新館は96年に出来た比較的新しい建物。
ご主人が４年越しで建築士の方と相談して出来上がったとのことで、木がふんだんに使われていてとても心地が良いのです。
更に、新館は３室が埋まると基本的にクローズされるとのこと。
なので静かにのんびり過ごすことができます。
お部屋と素敵な通路
新館にある吹き抜けのラウンジもとってもお洒落で素敵。
山形の金山杉を使って作られた自慢のラウンジだそうです。。。
ってラウンジの画像、撮影し忘れてしまいました（汗）
お風呂は男女別の内湯が１箇所のみ。露天好きにはちょっと物足りないかも知れませんが、ここのお湯はと～ってもいいのです
泉質は単純泉、微妙に茶色に濁ったお湯で、入っているとお湯が体ににスーっと吸い込まれていくような気持ちの良い浴感でした。
湯温もちょっと温めの適温で長い間ゆっくり入っていることができました。
シックな雰囲気のお風呂
お風呂の屋根などにもふんだんに木が使われていて落着きます。
更に、浴槽は東京駅の屋根と同じ材質の玄晶石、床のタイルはイタリアの中庭に使われる素材とのこと。
小さなところにもご主人のこだわりが感じられました
さてさて、一風呂浴びたら次はお楽しみのゴハンの時間です♪
お料理は地のものを使った手作りの温かみのある料理。
旅館の贅を尽くした料理とは違いますが、とても美味しく満足の行くものでした。
これは山の宿の定番、岩魚の塩焼き・・・と、思いきや「岩魚の田楽」でした！岩魚に田楽味噌を塗って焼いたもの、このお味噌が甘すぎず辛すぎず岩魚ととっても相性が良いのです。初めて食べたのですがとっても美味しかった。
ちょっとピンボケしてますが、これは「みずの実」といいまして「みず」という山菜の実なのですが、一つのみずから１本しか取れないという貴重なもので、山菜のダイヤモンドという異名を取っているものだそうです。これがメチャクチャヒットで、シャキシャキとした歯ごたえ＋ネバネバという珍しい取り合わせで後を引くものでした。
軽くハマってしまったので、帰りに近所の直売所で購入
他にも地のものふんだんにを使った手作りの料理がならびます。（右下は朝食です）
何でもここのお宿は元々は農家だったとのこと、どうりで野菜やお米がとっても美味しい訳です。ちなみにお米もこだわっていて自家製は勿論のこと、稲を自然乾燥させているということです。
機械で乾燥させる方がずっと効率的ですが、味が全然違うらしいです。
そして、〆はコレ、雑穀米のおにぎりとみそおにぎり
これも本当に美味しくて、お腹がいっぱいなはずなのに・・・パクパク食べてしまいました
･･･え？何個食べたかって？？？
それはヒ・ミ・ツです。。。
そしてここの宿を気に入った一番の要因が宿のご主人とご家族の暖かさ。
とっても親切で感じがよく、いつも笑顔の素敵な方々でした。
高級旅館や大型旅館にあるようなマニュアル化された完璧な接客と正反対の
心がこもったおもてなしをして頂きました。
何と言うか、田舎に里帰りしたような懐かしく心地よい気分で終始過ごす事が出来ました。
また帰ってくるね♪
こんばんわ。
コメントが少し遅れました。
あーーーー、良いな～～～。温泉っ!!!
しかも、本当にのんびり出来そうですね。
「みずの実」ですかぁ。。。初めて知りました。
山菜好きのオイラとしては是非とも食べたいっすね。
おにぎりも美味しそうです。
オイラの事になりますが、数年前に青春１８きっぷで旅をしたとき、
列車に時間を合わせるので食事の大半が駅の売店のおにぎりって
事がありました。４日間で３０個くらい食べましたが・・・
『旅』に『おにぎり』は必須のアイテムです。
また、帰って来たくなる旅館かぁ。心地良さそうですね。
温泉に入りたいな。。。
では、旅行記の続きを楽しみにしてま～す!!!
by マルコメ (2006-09-26 01:55)
鳴子は地味な感じですが、実力はすごい温泉地です(^^)。いろんな泉質のお湯があり、昔ながらの雰囲気も残っていて、この前鳴子温泉巡り計画をたてたら、２０ヶ所にもなってしまいました。いくら私でもそれは無理なので（日帰りで）、少し削ろうと思いましたがどうしてもできずに、延期のままになっています^_^;。
みやまさん、素敵な雰囲気の落ち着いた旅館ですね。やはり木造に電球というのは、合いますね(^o^)。私もチェックしました（２１箇所になってしまったあ(>_<)）。
by わんわん (2006-09-26 20:21)
☆マルコメさん
みやま、本当にのんびり出来ました。
マルコメさんも山菜好きですか♪私も大好きなんですよ～
みずの実は私も初めて知ったのですが、今までに食べたことのない味と食感に虜になってしまいました(笑）東北だけの山菜なのかな？
山菜好きな方なら絶対にオススメです！
☆わんわんさん
鳴子のお湯は予想以上にスゴかったです♪
今回は有名どころに立寄っただけですが、もうちょっとのんびり滞在して色々なお湯に入ってみたいと思いました。
行きたい温泉、21ヶ所ですか♪制覇するには1週間くらい滞在しなくちゃいけないですね(笑）
by ポルポ (2006-09-26 23:32)
鳴子はいったことがないけど、よくパンフレットを見て行きたい温泉候補のひとつです＾＾ あたたかみのある宿って落ち着きますよね！
岩魚の田楽、味噌の香りがまたたまりませんな～。山菜のダイヤモンドは大ヒットとのこと、お土産ももう完食かな？
by たらこ太郎７ (2006-09-28 19:46)
☆たらこ太郎７さん
鳴子はお湯の質がいいので、オススメです！
そうそう、温かみのある宿がどんな高級なおもてなしをしてくれる宿よりも一番落着きます。温泉に行くのはリラックスする為に行くと思うのでやはり温かみのある宿が一番ですよね。
山菜のダイヤモンド、みずの実は家族にも好評であっという間になくなってしまいました(^-^;
by ポルポ (2006-09-30 00:10)
まぁ～本当に素敵な宿ですね！
どっかで見たなぁと思ったら、うちに残ってる５年前の「旅」に載ってました。
こうゆう情報の少ない宿が大当たりだったときのご機嫌な気持ちったら
ないですよね！
私、鳴子温泉には行ったことないんです。ポルポさんのせいで、すごく
行きたくなっちゃった、どうしましょう？
by NO NAME (2006-10-04 08:17)
↑名前入れ忘れて、ごめんなさい！！
by めりな (2006-10-04 08:19)
☆めりなさん
そうなんですよね、情報が少ない宿がヒットすると本当に嬉しいですよね☆
ちなみにここの宿は多分ちっちゃいお子様連れＯＫだと思いますよ～
ご主人の娘さん？にちっちゃいお子さんがいらして、館内をよちよち歩き回っていてスゴイ可愛かったです。
めりなさんも是非、鳴子に行ってみてくださいね～♪
ちなみに帰りに喜久福を大量購入しました☆
by ポルポ (2006-10-05 23:10)
ポルポさん 今晩は
鳴子温泉も実に魅力的です。
湯田川では、はたはたの田楽をいただきましたよ！！
by sky (2007-03-25 03:12)
☆dragons1999さん
鳴子温泉、今回初めて行ったのですが、本当に魅力的な温泉でした。
また行ってみたいと思っています。
はたはたの田楽ですか！はたはたって東北の魚なんでしょうか、私の地元ではたまにしか目にしないんですよ。
さっぱり系の美味しい魚ですよね。田楽にしたらさらに美味しそうです。
by ポルポ (2007-03-25 23:35)
ポルポさんこんにちは♪
「芳泉荘」、キャンセルは本当に残念でしたね。
評判のお宿でとってもくつろげそうなところですよね。
キャンセル後、違う日にちでの予約はもう出来なかったということかな？？
私も５月にもしかしたら旅に出れるかもしれないので、色々お宿を探してます。
で、宮城か福島が候補に挙がってるのですが、両親も連れていく予定なのでお宿選びが大変です^^;
ポルポさんの行かれた鳴子の「みやま」さん、夫婦だけの旅だったら絶対行きたい！って思うのですが、両親と４人での旅だとどうかなーって。。。^_^; なんとなく「ふたり旅」が似合うお宿のような気がして・・・。
東北はいい温泉がいっぱいで迷ってしまいますね♪
by うに (2007-04-04 16:02)
☆うにさん
こんにちわ＾＾
芳泉荘、本当にショックで・・・
けど、いつしかリベンジする予定です。
行くとするとどうしても土日なのでかなり先まで予約がいっぱいなんですよ～
けど、いつしか！！
うにさんは５月に南東北なんですね。
ご両親との旅行、いいですね～
確かに二人だけだと宿のチョイスもしやすいのですが
人数が増えるにつれなかなか宿選びって難しいですよね。
あと、親世代の好む宿と自分達の好む宿って微妙に違ったり。
みやまは確かにご両親とよりかはご夫婦水入らずで行ったほうが良いかもしれないですね。
宮城は秘湯の宿か大型温泉地か両極端で難しいですね。
けど、素敵な宿がみつかるといいですね～
by ポルポ (2007-04-07 15:00)
ポルポさん、こんばんはー☆
「山ふところの宿 みやま」、つい先日１２月の連休に予約を入れました。
今年の１月に自遊人パスポートで無料入浴させてもらったんですが、
その時のご主人の親切な応対と、見た目ボロ・中身モダンの館内に
大きな魅力を感じてたんで、念願かなっての訪問予定です。
ついでに後泊は「湯どの庵」を予約しています。
ちょうどポルポさんの逆コースという感じだったんで、思わず書き込み
してしまいました(^_^)v
ポルポさんの感想読んでも、「宿みやま」はなかなかの癒し系宿の
ようなので、とっても楽しみにしています。
ただ写真見ると、朝食が「何だか少なくない？」って思っちゃったんですが
気のせいでしょうか・・・(^_^;)
by りんく (2007-10-06 18:18)
☆りんくさん
こんばんわ( ^o^)┘
なんとなんと、りんくさんみやまを予約されてるんですね！！
しかも湯どの庵とセットだなんて、なんだか不思議な偶然です＾＾
そうなんです、このみやまの最大の魅力はここのご主人といっても過言ではないですよね。本当に心温まる応対をして頂きまして、すっかり気に入ってしまいました。
お部屋も綺麗だし清潔だし、文句なしでした。
ただ、仰るとおり確かに食事については全体的にボリュームが少なめで特に男性ではもの足りないと感じるかもしれません。
地のものをつかった美味しいお料理なのですが･･･
けど、とっても居心地のいい宿ですよ～、楽しんでらしてくださいね♪
by ポルポ (2007-10-07 00:06)
｢みやま｣で肉料理をオーダーした恥ずかしいジャンキーです。
山ふところの昔の料理そのままだけで宴を楽しめばカッコ良かったのにと今は思ったりする。干し柿の天ぷらは絶品でした。サクッと歯ごたえ、甘味がじんわり。
朝飯も美味かった。２０分たらずで完食。コーヒーはお部屋に持って来てくれました。｢久々に美味い朝飯を喰った｣この台詞にジャンキー妻はムッとしました。
そういえば、あのスローな宿は時計が全く無かったような気がします。
鳴子峡遊歩道が落石で通行止めだったので、近くの潟沼(日本一の強酸性湖)に行きました。息を呑むコバルトブルーの美しさ。美しいけど強酸性の為に魚は一匹も住めないのです。踏み入れてはいけないところに踏み入った神秘感(何をオーバーな)。
忘れられなくなりそうです。
by ジャンキー (2008-05-19 19:08)
☆ジャンキーさん
ブログでは初めましてですね！遊びに来て頂きありがとうございました。
せっかくコメントして頂いたのにお返事が遅れてしまい申し訳ございません、体調不良の為、１ヶ月弱ネットをお休みしていました。
みやま、楽しまれたようでよかったです。
確かに派手さはないものの、何ていうかホっとする宿ですよね。
ジャンキーさんがご宿泊された時には干し柿の天ぷらが出たんですね！
うわぁ、食べてみたいなぁ～、お聞きするだけで美味しそうです。
朝食もココは満足出来ますよね、私も朝からご飯をお代わりしてしまいました（笑）
私が宿泊した時はよくよく考えたら観光スポットに全然行かずに終わってしまいました。。潟沼は日本一の強酸性湖なんですね！コバルトブルーの神秘的な沼、見ておけばよかったです。
鳴子方面はまた行くと思うので次回行った時には足を運んでみようと思います。
by ポルポ (2008-06-05 00:42)